プロジェクト管理VBAなどのテクニック-その4

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コスト推定手法

添付の表は、熱交換器の仕様、コストデータです。
コスト推定のために、伝熱面積の0.5乗データと単位重量(トン)当たりの単価を追加しています。
試行錯誤より、この2次元パラメータを用いると精度が良いと考えています。

コスト推定-S&T熱交1

上記のデータより、タイプ「BEM」だけを抽出したピボットテーブルを下の表の一番下に作成しています。
このピボットテーブルの「重量(Ton)」と平均値の「伝面^0.5」を既知のX1、X2とし、平均値の「重量単価(千円)」を既知のYとして、推定関数で、任意のXi1、Xi2のYiを求めます。
1.抽出データーにより、ピボットテーブルのデータの数が変わります。つまりデータの範囲が変わります。その都度、推定関数のデータ範囲を設定するのは面倒ですので、関数を使って、データ範囲を示すテキストデータ($B$29:$C$37および$F$29:$F$37)を作っています。
2.データ範囲のテキストデータを推定関数で使えるようにするINDIRECT関数を使います。
3.下の表の一番上にある表が、任意のデータに対して推定関数(Grouwth)で、コストを推定しています。
  推定値の精度をチェックするために、新しいデータは既存のデータと同じものを使っています。

重量または伝面だけのグラフ式より精度が良いと考えています。

コスト推定-S&T熱交2

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