プロジェクト管理VBAなどのテクニック-その5

元に戻る

地盤沈下予想

地盤沈下予想 する計算例です。
下の図は、173日間の間に計測した地盤レベルのデータからグラフを作り、近似曲線を求めて、671日後の沈下量を予想したものです。

この近似曲線は「累乗近似」で、双曲線に近いカーブを描いていて、感覚的にも妥当と言えると考えます。
GrowthとForecast関数の予想値も表示していますが、この関数は既データ範囲を外れると当てになりません。
黄色のセルの値が予測値です。
赤色と青色の線については下の別図で説明します。


地盤沈下予想1
この画像は、青色のカーブのデータ範囲を示しています。
一般的(常識的、あるいはマニュアルどおり)には、このようにデータ範囲を選びます。
しかし、このカーブから期待する「累乗近似」を得ることができません。(理由は判りません。)


地盤沈下予想2

この画像は、赤色のカーブのデータ範囲を示しています。
常識を外れていると思いますが、このようにデータ範囲を選びます。
カーブは青色より少しずれていますが、このようなシミュレーションでは無視できると考えます。
このように選択したカーブでは「累乗近似」を得ることができます。(これも理由は判りません。)
学術的な方法ではありません。たまたま見つけた方法です。
博識のある方より助言を頂けましたら幸いです。

地盤沈下予想3

元に戻る  メインに戻る